2004年06月20日

安易なガス補充はトラブルの元

冷媒ガスは普通200gの缶入りで、例えば規定量が300gであれば1本半入れることになりますが、「半分=100g」というのは計らなければわからないわけで、カンや目分量というわけにはいきません。
また、専用の計器がなければ圧力を測定することができませんから、「足りない分を補充する」というのは非常にむずかしい作業になります。専門店以外では一旦ガスを抜いて0から入れ直すしかないでしょう。「足りないから足しときますね」というのは、実は非常に危険な場合があるわけです。

「ガスが減ってますよ、お客さん」の記事でも書いたように、よくエアコンのガスの補充をすすめられることがあります。上↑は安田電機のHP(http://car-denso.net/yasuda/elepit/1.html)からの引用ですが、「非常に危険」って、なんで!?
ということで、再び引用。

高圧スイッチの存在
エアコンには異常な高圧からシステムを保護するための安全装置として「高圧スイッチ」というものがついています。サイクル内の圧力が設定値を超えるとこのスイッチがはたらき、エアコン全体の作動を一時停止し、元に戻れば再び作動します。
規定量を超えてガスをオーバーチャージすれば当然内部の圧力は上昇し、高圧スイッチが断続的にはたらいてしまい、当たり前のことですが冷えなくなります。エアコンそのものが作動しないわけですから。

サイトグラスうむむ・・・、そうなんだ。。。
ドライバーが(ほぼ)唯一エアコンの状態を判断できる材料として「サイトグラスの確認」がありますが、これについても詳しく載ってます。それによると、サイトグラスはあくまで目安、ガスがどれぐらい足りないか、どこでつまっているかはわからない・・・、って、「そりゃそうだよねー」と納得です。

そもそもガスが漏れる(減る)のが問題というのは前回書いた通りですが、でも言われればついつい心配になって「じゃあお願いします、足しといて」というのもありがちです。でも、実際不具合があったとしても総じてそのレベルだったら今すぐ緊急にガス補充が必要ということはないので、とにかく専門店に直行するのが得策、きちんと点検した上で対処しないと思わぬトラブルに発展するというお話でした。

posted by car-denso.net at 16:08| ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | └エアコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ホホゥ
これは知らなかったデス。
クーラーガスってGSでも点検してくれるみたいなんですが…
そういうところのうち、どれくらいのお店がこのことを知っているのか…
考えたらちょっと怖いですね。

まだクーラーは問題ナスですが、
なんかあったら相談させてください(w
Posted by ひろ@死酷 at 2004年06月21日 11:51
まず基本的にゲージがないと点検にならないですからねー。
全てのGSがそうとは言えないけど、エアコンに関してはせいぜい見てもらうだけで、「診て」もらうのはプロに任せた方が。。。
Posted by サチ at 2004年06月21日 14:27
人体だと専門医に診せるけど、
車体だと安い高いで、
誰にでも診せるのは不思議ですね、
小生、自動車整備は、
専門業者1社に任せておりますが、
其処の指定電装屋さんが廃業してしまい、
最近一寸不安なのです。
バラバラにして組み直す技術は最近稀少、
去年はオルターネーター交換して、
最近クーラーの冷えが芳しくない、

専門技術集団、
頑張ってください

20年以上乗り続けているオーナーより

以上
Posted by matsu at 2011年05月08日 11:50
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