政権交代後、高速道路無料化との事ですっかり様子見状態になった感のあるETCです。とはいえ、6月(おそらく)から実施されるであろう無料化は首都高速、阪神高速を除く全国の高速道路の約18%との事ですので、まだまだETC車載器の必要性は非常に大きいです。
経験された方もいらしゃるかと思いますが、高速道路のインターチェンジ付近でカードを入れ忘れて走行中に「カードが挿入されていません」等の音声がETC車載器から通知されたことはありませんか?
これはETCカードの未挿入を警告するアンテナが各所に設置され、カード入れ忘れによるゲート開かずという不具合を事前に防ぐためのものです。
この時にあわてて、カードを車載器に入れても、本体の緑等のランプが点滅している間はカード情報を読み込む時間がありますので、この時にETCゲートを通過しても正常に処理されずに、ETCのバーは開きません。
それよりも本線から出口まではカーブが連続したり他車の動きに目を配ったりと、本線上とはまた違った注意が必要で、財布やバッグの中、あるいはグローブボックスや小物入れ等に入れたカードをあわてて探すことは思わぬ事故にもつながりかねません。
やはり、有料道路にお乗りになる前に事前にクルマを停めてしっかりとカードをETC車載器に挿入しておくことが大事です。
また、SAやPAでの休憩中に盗難防止のためカードを抜いた時は、休憩後に必ずカードの再挿入を忘れないようにして下さい。(エンジンをかけたときにカード未挿入を警告してくれる車載機も多いと思います。)
快適な高速ドライブには、事前の充分な睡眠と途中の休憩(睡眠)、それから確実なETC車載器へのカード挿入ですネ!