2004年06月30日

充電系のチェック/オルタネータ

季節がらどうしてもエアコンの話題が多くなってしまいますが、この辺でちょっと、オルタネータいってみたいと思います。

■■■ プロからのアドバイス
■■■ http://car-denso.net/ydk/rebuild/olta/olta.html
■■■ オルタネータのオーバーホール

長く車に乗るためにメンテの必要な物の1つに電装系ではオルタネータがあります。いわゆる発電器で、ファンベルトで駆動されていますので普段はベルトのチェックぐらいでいいんですが、走行距離に応じて内部パーツが劣化したり消耗したりします。特に「ブラシ」というパーツは消耗部品で、ある程度摩耗したら交換が必要です。

故障したらオルタネータをそっくり交換(新品とリビルト品がある)ということでもいいんですが、早めにチェックしてオーバーホールしたり、状況によっては部分的に限界に来ているパーツのみ交換/修理する「現品修理」というのも可能です。
エアコン使用で電気の使用量も増える時期ですから、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。

7万〜8万キロで充電量のチェック
バッテリーが正常でも充電系に異常があればバッテリーあがりが起きます。オルタネータは距離を走れば確実に充電量が低下してくるので要注意です。

八千代電気からの引用ですが、こちらに詳しい情報が載ってます。っていうか、画像入りでテンコ盛りです。バラバラのオルタネータをご覧になりたい方はぜひどうぞ♪
posted by car-denso.net at 22:32| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | プロからのアドバイス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

後ろは殺す

安田電機HP(http://yasuda.car-denso.net/)より

■■■ プロからのアドバイス
■■■ http://car-denso.net/yasuda/nikki/1.html
■■■ 直し方もいろいろ

H2年のクラウン(MS130)が入庫しました。
非常によく車が売れた時代で、当時の車を今でもきれいに乗ってる方は多いですね。

この車種130系はデュアルエアコンが付いていて、前後どちらかのガス漏れというケースが割と多いのですが、1度修理してもすぐにまたどちらかがダメになるパターンがあります。A/Cシステム全体が経年劣化してくるわけですから、たまたま先に症状が1ヶ所に出ただけで、当然といえば当然なんですが。

「今回前を直しますが、後ろも漏る可能性が強いですよ」
と説明しますと、
「じゃあ念のために今のうちに手を入れる」
という、ご予算に余裕のある方はいいのですが、なかなかそうもいかないと思います。

そういう場合、「前だけしっかり直して、後ろは殺す」という方法を当社ではよくお奨めします。
いろいろ細かな手順はありますが、基本的には前後に分岐する部分の部品を交換して後ろのサイクルを遮断してしまいます。
この車種はエアコンの能力に余裕があり、前だけで十分車内全体をまかなうことができるんですね。

単純に故障個所だけを直すよりは若干高めになりますが、愛車にもうしばらく乗り続けるためには検討されてみてもいい方法だと思います。
posted by car-denso.net at 17:58| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | └エアコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月29日

店長紹介シリーズ〜♪・2/YDK FACTORY

「YDKって変なモンばっかりこさえててエアコンなんかできねーんだろ」
と言われるのが悔しいから、エアコンのページアップした。


ということです(笑
http://car-denso.net/ydk/aircon.html


高野です!いろんな事できます!!(有)八千代電気工業所・高野 http://ydk.car-denso.net/ 一番の若手。そのバイタリティとフットワークには誰もが脱帽する電気ぼうず。請けた仕事は何があっても期日に間に合わせるド根性社長である。カスタムも手がけ、ヘッドレストモニターやドアミラーウィンカーなど電装店ならではのカスタムは東京・神奈川を中心に注目を集めている。

私的にはこの社長、大好きです♪
なにしろ社用車のヴィッツがおもしろいし、YDK FACTORYが無かったらこのブログのネタも半減すると思われます。
posted by car-denso.net at 23:19| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 加盟店情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

店長紹介シリーズ〜♪・1/安田電機

なんでこんなシリーズやるかというとですねー、「電装店って皆さんご存じですか?」っていうことなんです、つまるところ。

車で走っているとけっこう◯◯電機とか****バッテリーとかDE◯SOなんていう看板を見かけます。よく見るとツナギを着た人が車をいじってて、どうも修理や整備をしている風な雰囲気はあるんですけど、なんとなく専門店的な"素人さんお断り"みたいな感じがただよってて、ちょっと入ってみようという気にはなかなかならないんじゃないかと思います。

で、実際何をやっているかというと、言わずもがな電装=電気装置の専門店なワケで、具体的にはオルタネータやスタータなど重要電気装置の修理・メンテ、エアコンに関してはまさにプロ、ナビやオーディオの取付、そんなところがメインです。ディーラーや修理工場に持ち込まれた車も専門知識や設備が必要な場合はそれぞれの専門店に回送されますが、電気関係は特にその傾向が強いです。

ちょっと前まではそれぞれ専属のディーラーさんやお付き合いのある修理工場以外の仕事は請けないところも多かったのですが、最近では一般ユーザーの方にも対応できるところが増えています。職人気質の方も多く確かに入りづらい雰囲気はあるんですが、実際にはけっこう気さくに相談にのってくれます。「こちとらプロなんだからくだらねぇ質問するんじゃねーよ」というややこしい人は(ほとんど)いません!(笑

ということで、トップバッターはカーデンソーネットの最年長、安田電機の安田社長です。

安田です。カーナビのことならおまかせ下さい!(有)扇町安田電機商会・安田店長http://yasuda.car-denso-net/ ナビ・オーディオの取付には長年の経験と実績から絶対の自信を持つ、研究熱心な電気おやじ、ということなんですが、機種選びから取付前には車の状態や使用状況なんかを想定しながらとっても丹念に相談にのってくれます。
修理に関してもなんでこうなったかの説明から、どこをどの程度直せばこうなると順々にアドバイスしてくれるので、女性やビギナーにもわかりやすくすごく心強いですw

釣りが趣味で、ネットに関心を持ったのは船宿情報と天気を知りたいためだったとか。月曜日にお店に行くと(運が良ければ)釣った魚をもらえることも?
最近愛犬(チビのヨークシャー)に子犬が生まれたので、その辺をつつくと思わぬサービスが期待できるかも♪
posted by car-denso.net at 00:18| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 加盟店情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月28日

涼風シート完売

おかげさまで涼風シート完売です。ありがとうございました・・・。

って、これからって時にそれはないだろう@@!?
ということでメーカーにも交渉中なんですが、とりあえず現時点では再生産の予定は無いそうです。ご注文頂いている分についてはなんとか確保したんですが、それ以上の手配はどうやら無理・・・。

大変申し訳ありませんが販売終了とさせていただきます。
再開のめどが立ちましたらまたご案内いたします。
ホントにごめんなさいm(_ _)m
posted by car-denso.net at 17:54| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | ├商品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

なぜフロンガスが漏れてしまうのですか?

時期的なこともあるでしょうが、検索ワードの8割がエアコンに関する物で、中でもガス漏れは皆さん非常に気にされているようです。それだけトラブルが多いということでしょうか。

基本的にどのような機器においても冷媒ガスは完全に密封されており、本来漏れるということはありません。(自然に減るということもありません。)しかし、主に経年劣化によりサイクル(圧縮機・凝縮器・蒸発器など)の途中で、金属の腐食・振動・膨張・収縮によって生じた隙間から漏れが発生することがあります。冷媒ガス(フロンガス)の循環には主に銅管を使用しているため、塩分などに弱いことも腐食の一原因です。

これは一般的な冷房/冷凍冷蔵機器に関する回答ですが、これにプラスしてカーエアコンの場合は機器類の設置条件や使用環境が過酷であるというのは以前の記事で書いた通りです。
また、ガスの補充で間に合わせるのは一時しのぎ、根本的に漏れを止めなければいずれ大きなトラブル(コンプレッサー焼き付き)に発展しかねないというのも度々ご説明した通りです。
一部輸入車や旧車等によく見られる「漏れがごく微量で不良個所が特定できない」、あるいは「今シーズンだけもてばよい」といった特殊なケース以外はガスの補充ではなくきちんとした修理をお奨めする理由です。


使用しなくなった冷蔵庫・クーラー・カーエアコン等に封入されているフロンガスを回収せずに大気に放出していた過去もありました。しかし現在は「フロンガス回収破壊法」が2002年6月より施工されており、回収義務があります。

ということになっていますが、あるHPでこんな説明を見かけました。

環境保全(大気中に放出できない)対応の為、フロンR−12を使用しているお車の「ガスの抜き替え(真空引き)」は行っておりません。現在、フロンR−12ガス仕様のお車については、充填(継ぎ足し)を在庫分のみ行っております。

ある大手のガソリンスタンドですが、「充填(継ぎ足し)」というのが非常に気になります。設備や知識・経験のないところでは継ぎ足しが非常に難しい作業であるのは安易なガス補充はトラブルの元でご説明した通りです。

エアコンに関する過去記事をまとめてみましたので、ご参考になれば幸いです。

安易なガス補充はトラブルの元
「ガスが減ってますよ、お客さん」
エアコンのクリーニング
真空引きってナニ?
エアコンいれると水が出る!?
エアコン・レトロフィット
女性のための電装講座/エアコンのメンテナンス
posted by car-denso.net at 14:16| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | └エアコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

地図の出ないカーナビ

こんなの見つけました。

地図は出ません
地図の出るカーナビは有名なメーカーに任せます。
当社のカーナビは「地図のない」、「地図の必要のない」地域で使用するものです。
砂漠の真ん中で地図が出てもあまり意味がありません。
GPSを利用したカーナビゲーターで砂漠など目印のない地域や海上でも利用でき耐環境、ヘビーデューティー仕様になっています。
東陽システム株式会社
http://homepage2.nifty.com/tysy/nv_s/nv410.html

う〜ん・・・ちょっと、欲しいかも。。。
ぃや、何するってワケじゃないんですけど・・・。
posted by car-denso.net at 00:21| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 私事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月27日

メルマガネタ・・・(涙

宣言通り全てのニュースはブログで、ということにしたら
メルマガのネタが・・・無くなった(号泣
とりあえずブログのダイジェスト版で危機を乗り越えた。

購読者の皆さんゴメンナサイ!
サチはこんなヤツです。
posted by car-denso.net at 19:04| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

工具ネタ・2

ついでに(笑)、うちにはこんなのあります。

AC/100Vで、5段階固定&無段変速で、けっこう重宝します。


先端工具もいろいろですが、基本的に市販のパーツもほとんどOK


で、なんといってもこれ!長さ1mのフレキシブルシャフト延長パーツ(正式名称不明)。本体で回転を固定しておいて、鉛筆持つみたいに操作できるので細かい作業にはほんとに便利ですw。なんつーか、歯医者さん感覚でルンルン♪になれます(爆

ちなみに、だいぶちびてますがこの水色の先端パーツ、2枚目の画像の上の段の丸い水色のもそうですが、「シリコンパフ」という物で、ガラスから金属からプラスチックから、とても柔らかいタッチでグングン削り、かなり使えます(回転落とさないとプラスチックは溶けます)。ちょっと例えは悪いけど、砂消しゴムってありますけど、あんな感じです。

あ、それと、ワイヤーブラシパーツ(2枚目画像の左下)は中華鍋の外側にこびりついた汚れ落としに最適です(爆2回
posted by car-denso.net at 02:37| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | └工具・道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

おもしろいぞ、工具!

トラックバック:エスティマハイブリッドのDIY日記/欲しい工具について

自分で車のメンテナンスをする方は工具に造詣の深い(笑)人も多いかと思いますが、かく言う私も工具は大好きで、変わった物を見ると「おぉーっ!なんぢゃこりゃぁぁあ!!!便利ぃっ!!!」とばかりに騒ぎます。

で、これです。

全長50cmぐらいの、ビヨヨ〜ンと曲がる不思議な物体。右端切れちゃってますが(汗


つまみをグイッと押すと先端から恐ろしいカギ爪が出てきます。


何するかっていうと、線をつかんで狭いところに通すのに使います。
エンジンルームに落っことしたネジを拾ったりするのにも便利ですw

それぞれの業種ごとにいろんな専用工具や特殊ツールなどがありますが、プロ達はさらに自分で使いやすいように改造したり、はたまた最初から作ってみたり・・・
ほんとにおもしろいです、道具って。
posted by car-denso.net at 01:10| ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | └工具・道具 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月26日

ETCを活用する

先日ETCの利用状況神奈川県がトップというニュースがありましたが、確かに神奈川では日常的に有料道路を利用するケースが非常に多いです。東名や首都高以外にも小田原厚木道路とか横浜新道とか、西湘バイパスとか、なんかどこに行くにも有料道路って感じです。

SHINOblogさんの記事にもありますけど、利用頻度の高い人は料金割引の手段としてハイウェイカードがあったんですが、これも新規の販売は無くなっていますから、もうETCつける以外に割引はないんですかねー。


■■■ プロからのアドバイス
■■■ 
■■■ ETC活用

快適・お得・便利!ETC

皆さん既にご存じかと思いますが、ETCとは有料道路の料金所をノンストップで通過できるシステムで、料金の支払いは車載器に挿入したETC専用のカードで後日決済されます。ETC搭載車両用に専用レーンが設けられ、当初は通過する車も希でしたが、ここ最近はだいぶ増えてきました。

ゲート通過の制限速度は20Km/Hですが、それでも一時停止して料金を支払い領収書をもらって発進するのとは格段の差があります。利用者が増えたとは言え、まだまだ未装着車の方が圧倒的に多いわけですから、有人ゲートに並んでいる車の列を横目にスイスイ通過できるのはやはり気持ちのいいものです。



ETCのメリットはそれだけではなく、料金面でも優遇されています。
例えば「前払い割引制度」
日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団のサービスに登録すると、50,000円の申し込みで+8,000円分の利用が可能となります。

他にも日本道路公団の東京湾アクアラインではETC通行車両が、浮島IC〜木更津・金田ICまで利用すると約23%引き下げ、前述の前払い割引と併用すると約33%引き下げとなります(H17.3.31まで延長)。
千葉までゴルフに行く人がまた1年間増えるかも・・・

利用証明書の必要な人は今まで有人料金所で発行してもらっていましたが、H16.4.26よりインターネットでの利用照会サービスが開始され、プリンターをお持ちの方は証明書をプリントアウトできるサービスも始まりました。
http://www.etc-user.jp/


ETCご利用の注意点

こんな便利でお得なETCですが、注意点を2つほど。

1.カードの入れ忘れや期限切れに注意
カードを入れたつもり・・・ではETCレーンのゲートが開きません。
入れ忘れももちろんですが、挿入が不完全でもダメです。期限切れにも注意。

私も業界の人間でありながら先日やってしまいました(汗)。
インターホンで係りの方を呼び出すときの恥ずかしいこと・・・
しかしここでも注意ですが、あわててバックしてはいけません!既に路側の通信アンテナを通過していますから今さらカードを入れても遅いし、なにより後続車が来ているので大変危険です。

2.ゲート通過直後の合流に注意
隣が一般レーンですと速度差がかなりあります。ETC車両に気付かずにレーンチェンジをする車両があったりしますので、十分な注意が必要です。


ETCリンク集

ETC前払割引
http://www.etc-plaza.jp/serviceintro.html
首都高速のETC特定区間割引
http://www.mex.go.jp/ryokin/tsuko/index.html
東京湾アクアラインの社会実験に伴う料金引き下げ適用期間について
http://www.jhnet.go.jp/format/index12_03_26.html
ETC利用照会サービスの開始
http://www.jhnet.go.jp/format/index12_04_16a.html
Lady's net 「ETCって、なに?お得で便利?」
http://car-denso.net/mainpage/ladys/ladys25.html
在庫処分 格安ETC (GARAGE SALE)
http://car-denso.net/gs/106.html
ETC商品一覧 (denso net shopping)
http://car-denso.net/shopping/etc.html
posted by car-denso.net at 18:05| ☔| Comment(2) | TrackBack(2) | プロからのアドバイス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月25日

バッテリーがあがった?!

バッテリー、あがっちゃったんですよ〜(泣

私の場合は、「アホか!」という冷たい視線しか返ってこないんですが、
けっこうこのトラブルの不安はつきまといますよね。

そんなわけでHTML版デンソーネットニュースからの引っ越し・その4は
「バッテリーがあがった!?」
です。

それでは、はじまりはじまり〜〜〜♪


■■■ 女性のための電装講座/Lady's net
■■■ http://car-denso.net/mainpage/ladys/ladys27.html
■■■ バッテリーがあがった?!

ライトを消し忘れちゃって、どうもバッテリーがあがったみたいなんですけど・・・

ブースターケーブルという物を使って近くの車から電気を借りることができます。バッテリー同士をつないでエンジンをかける方法です。

よく聞きますけど、やり方がよくわからないので教えてください。自分でできるかしら?

はい、1度覚えてしまえば簡単ですが、いくつか注意点があります。
まず一般の乗用車のバッテリーは12Vです。トラックなんかは24Vの物がほとんどですから気を付けて、必ず12Vの車を相手に選んでください。(ガソリン/ディーゼルは関係ありません。)
次にブースターケーブルですが、なるべく太い物を用意してください。できれば鉛筆より一回り太いぐらいの物が良いですね。

よく牽引ロープなんかとセットで売っていますよね?ついついお買い得と思っちゃうんですけど・・・。

最近の車はバッテリーの容量も大きくなっているので、あまり細いケーブルだと通電が不十分で熱ばかりもって肝心のエンジンがかからないことがありますから気を付けてくださいね。

実際の手順を教えてください。

ブースターケーブルは2本セットになっています。ケーブルの届く位置に車を停めて、以下の手順で作業します。

赤ケーブル:故障車の+ → 救援車の+
黒ケーブル:救援車の− → 故障車の車体金属部

【接続】接続時の4番、取り外し時の1番の「フレーム」は車体のことです。理屈から言うとバッテリーのマイナスターミナルでもいいのですが、ショートさせないためにバッテリーから離れている場所に繋ぎます。エンジンブロック(フック)等がいいでしょう。
特に接続時の4番は火花が飛んで、メンテナンスの悪いバッテリーだと水素が発生している場合もあり、引火する危険もありますから守ってください。

【エンジン始動】接続がすんだら救援車のエンジン回転を少し上げた状態(2000回転ぐらい)で故障車のエンジンをかけます。
かからないときは10分ぐらいそのまま待って、もう少し回転を上げて再度試してください。

【取り外し】エンジンがかかったら、接続時と逆の順序でケーブルを取り外します。(すぐに外しても大丈夫です。)

* 始動後はオルタネータによる十分な充電が完了するまでエンジンを止めないようにしてください。アイドリング状態では充電が不十分ですから、できれば30分から1時間ぐらい、その辺をドライブしてくると良いですね。
* 接続は「こわごわ」やるとかえって火花が飛んだりしますので、「思い切って」1回でスパッと繋いでくださいね。
* 接続・取り外し時はケーブルのクリップ同士や、クリップが車体の金属部に絶対に触れないように注意してください。ショートすると大変です。

わかりました。わりと簡単なんですね!
でも、近くに車がないときはどうすればいいんですか?

JAFや私達のようなサービス店を呼ぶということもできますが、エンジンスタータという商品も出ています。近くに電源が無くてもタワー駐車場なんかの狭い場所でもエンジンを始動できる物で、JAFや私達も持っています。小型で性能のいい物もありますので、トランクに用意しておくと安心かも知れませんね。


関連:
ブースターケーブルのつなぎ方(共立電機)
プロ用極太ブースターケーブル(共立電機)
エンジンスタータ(共立電機)
posted by car-denso.net at 17:43| ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 女性のための電装講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月24日

記事が長えーよ!?

いや、わかってるんですけど、考えてないワケじゃあないんですよ・・・。
確かに話の長い人達の言ってることをまとめてるんで1つ1つの記事もそれなりに長くなって、画面をスクロールし倒さないと下の方が読めないことになっちゃてますが。

でもね・・・、

カテゴリーで分けて読んでくれる人も多いみたいで、そうすると「続きを読む」式にしちゃうと戻るのがワケわかめ!ってことになりそうで。。。

う〜ん・・・悩み中。。。
posted by car-denso.net at 17:16| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | blog | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エアコン・レトロフィット

引っ越し・その3〜♪
またまた、共立電機(http://kyoritsu.car-denso.net/)の長沢専務です。

■■■ プロからのアドバイス
■■■ 
■■■ エアコン・レトロフィット

こんにちは共立電機の長沢です。いよいよ本格的なシーズンですが、エアコンの不調や故障は早めにチェックしたいものです。今回はトラブルが多くしかも修理の難しい旧冷媒(R12)車のエアコンについて、その理由と対処法のお話しです。

フロンガス規制
89年より世界的にフロンガスの規制が始まり、92年11月の国際会議でオゾン層保護のためCFC-12(R12)フロンは96年以降生産中止となりました。このフロンはカーエアコン始め冷房機器の冷媒として多用されてきた物で、環境への影響の少ない物への転換がこの頃から始まりました。

レトロフィットとは
現在R12フロンは入手できない(または困難)ため万一故障によりガスもれが起きた場合再充填することができません。そのためR12の代替えフロンであるHFC-134a(R134a)で代用するために、従来のエアコンパーツを一部交換して対応することを「レトロフィット」といいます。
地球環境の保護を妨げずにR12仕様車両の修理に対応する方法として注目されています。

* デンソーが自社製エアコンに対応させるために提供している物で、 主にトヨタ・ダイハツ・日野製の車両・エアコンが対象となります。
当社にて作業施行した車種の一例としては
セルシオ(UCF11)、クラウン(JZS131)、マークU(JZX81)、セ リカ(ST183)、セラ(EXY10)他、などがあります。

基本作業
必要部品が交換キットとして発売されており、基本的な作業内容は次の通りです。
・レシーバタンク(A/Cサイクル内のゴミや水分を除去するフィル ター)の交換
・チャージングバルブの交換
・コンプレッサーオイルの交換

実状と同時作業
しかし対象車両が車齢10年を越えているためA/Cシステム全体に何らかのトラブルを抱えているのが実状です。そのため同時作業として、シール、オイルをR134a用の物に交換済・オーバーホール済みのコンプレッサー(リビルト品)への交換を推奨しています。
A/Cの心臓部をリビルト品と交換し、各部を点検・修理・交換することにより寿命延長とトラブル抑止につながります。

若干のデメリット
安全性と引き替えにわずかながら効率などの面でデメリットが生じます。
1.基本的にはR12仕様のシステムのままで対応するため熱交換効率が若干減少し、吹き出し口温度が1〜2度上昇する傾向があります。
2.R134aはガス自体の圧力が高いため、渋滞時等には高圧プレッシャースイッチ(A/Cサイクル圧力保護回路)の作動がR12の時に比べ若干増加することがあります。
停車したままエアコンを使用し続けると、たまにコンプレッサーの作動がOFFになり、一定時間自動的にエアコンが止まる、あれです。

ただ、R12のままでは修理できないわけですし、長年使用した物からリビルト品への交換により全体的な効率は同等かむしろ好転するケースも多いようです。
また、その後万一他の部位の故障によりガス漏れが発生したとしてもR134aフロンは比較的安価に入手・対応が可能です。
posted by car-denso.net at 03:23| Comment(2) | TrackBack(0) | └エアコン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月23日

LEDテールランプ

なんだか久々のYDK FACTORYです(笑

できましたーっ!!っていうか、準備オッケー、
いよいよLEDテールランプの受付開始ですw!

ヴィッツだけじゃなく、国産車ならなんでも来いっと鼻息荒いです。

http://car-denso.net/ydk/custom/vitz/tale/vitz-tale.html
製作に付きましては車種毎の都度お見積もりとなります。
車検証データをご記入の上、お問い合わせください。

【参考】ちなみに現行ヴィッツの純正テールを加工無しで旧型ヴィッツに移植の場合、こんな感じです。
テールレンズAssy:13,400*2=26,800
工賃(脱着・配線加工):16,000

その他純正がなかったり、サイズ・形状の合わない物も、国産車なら他車種用を流用して基本的に「なんとかする」ということです♪
posted by car-denso.net at 20:10| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ├商品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

プロジェクトX的デジカメ

Qv10.JPG昨日のプロジェクトX見た人いますかー?
いや、いいんですけどあのカメラ、うちにもあるんですよー!世界で初めてパソコンとつなげるデジタルカメラ!!

「逆転の発想」「意地の闇研」「夢をあきらめなかった男達」・・・そんなにすごい物だったんですか!?
確か以前にも放映されてて、その時は最後の10分ぐらいしか見なかったんで、昨日は始まる前から仕事うっちゃらかしてテレビの前でネコいじりながら待ちかまえてました。(笑

今はもう使ってないんですけど、ついこないだまで第一線で活躍してくれちゃってたんですよ、このQV10。ストロボなんかついてないし、パソコンでの動作も遅いし、今使っている物と比べると不便この上ないんですが、なんだかとっても懐かしかったです。(シミジミ・・・)
posted by car-denso.net at 14:27| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 私事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

薄利多売とプロショップ

大量に仕入れて例えば原価に数%乗せて売れば、それでも銀行の金利なんかよりはいいワケですよ。ナビとか高額の売れ筋商品でこれをやれば、その利益は莫大なものになりますね。資金力のあるところは、極端に言えばそういうことも考えながら売(れ)るから「激安」になるわけですね。

取材中こんなお話をうかがいました。「きたねぇー!」と言ってみても虚しいだけ、それが現実としてある以上、私達の生きる道は閉ざされはしないまでもかなり険しいものになるのでしょうか・・・?

さらにお話は続きます。

「同じ値段で勝負しようとしても、どだいそれは無理なこと。根本的な発想が違うわけですから・・・」
曰く、私達専門店には何ができるかというと、取付とそれを含めた電気まわりのトータルな技術とノウハウをお届けすること、それとアフターですね。製品自体のアフターサービスはメーカーが責任を負います。この部分には差がありません。プラス、カー用品というのは取付部分のアフターが必要になります。製品に問題が無くてもお客様の取付方法が間違っていれば問題が起きたり、他の機器との関連で考えなくてはいけないことがあったり、実にいろいろな要素が絡み合います。その辺りを誰が面倒見るかというと、私達専門店以外はできないわけですよ。

さらに言えば、私達はナビやオーディオ(だけ)の専門店ではなく、電装のプロショップです。凝ったマニアックな方向よりも、どちらかと言えば車全体の中でのトータルな電気という意味でナビやオーディオを位置づけることができます。わかりにくいかも知れませんが、例えば、「これじゃバッテリーの容量が足りませんよ。"あとどのくらい"上の物に代えた方がいいですよ」とか、「オルタネータがだいぶへたってますからノイズが入ります。たぶんダイオードが傷んでますね」というようなアドバイスができるわけです。

また私達は激安店の商品を持ち込んで頂いてもいいし、お友達からもらった中古品でも取付には同じ条件で対応します。車の電装というトータルなサービスを提供するのがつとめと考えていますから、「ナビ」や「オーディオ」は極端に言えば「きっかけ」でもいいと思っています。

技術とサービスを提供できるというのが私達プロショップの強みであり、また誇りとするところでもありますね。ですから激安店との価格の勝負には別の形で対処するということになります。

参考:「プロの取付」(共立電機)
http://car-denso.net/kyoritsu/navi-audio/set.html

posted by car-denso.net at 03:20| ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 加盟店情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

リビルト

引っ越し・その2〜♪
共立電機(http://kyoritsu.car-denso.net/)の長沢専務です。

■■■ プロからのアドバイス
■■■ 
■■■ リビルト

こんにちは、共立電機・長沢です。
カーデンソーネットのHPやメールマガジンをご覧頂いている方はもうおなじみと思いますが、今回は「リビルト品」についてもう少し詳しくお話ししてみたいと思います。

技術と情報の蓄積・共有
電装パーツのリビルトは今では一般的になってきましたが、高いレベルの修理技術や品質を維持するために、私たちは実務を始める前に一人前の技術を身につけるべくメーカーの研修に参加します。「地獄の丁稚奉公」とも言われるその研修で基本的な技術を文字通りたたき込まれた後、第一線に出てからも定期的に研修や勉強会に参加するよう「強制」?されます。(もう一人前なんだからこれくらいできるだろう!という、さらにキビシイ内容になります。(涙)

その後実際の現場では教えられた知識だけでは対処できない色々なケースに遭遇し、四苦八苦しながらも技術とノウハウを積み重ねて現在に至るわけですが、やはりカーデンソーネットとして4社集まればそれだけ多くの情報も共有でき、さらに多くのお客様に喜んでいただけるというわけです。
実際グループを形成してHPを開設してからは、一般ユーザーの方だけでなく整備工場や専門ショップ等、遠方の業者さんにもご用命頂けるようになりました。プロの方達に信頼して頂けたわけですから、本当に嬉しい限りです。

他にもあるリビルト品
さて、一口にリビルトと言いましても、スタータ、オルタネータ、A/Cコンプレッサー等については既にご紹介していますが、それ以外にもいろいろ対応商品があるのをご存じでしょうか?

例えば昨今何かと話題のディーゼルエンジン。
燃料をエンジンに供給・分配する「噴射ポンプ」のリビルト品は、業界ではかなりポピュラーですが、一般の方にはまだ馴染みがうすいようです。
走行距離の多い車両や低年式のディーゼル車の後ろを走ると黒煙が目立つことがありますよね?そんな車両は噴射ポンプの修理ないし交換時期かもしれません。環境対策、燃費の面からも対応が迫られますが、工賃も含めてかなり高額のパーツとなりますので、費用対効果の大きいリビルト品の存在は重要です。

他にもエンジンを集中制御している「エンジンコンピュータ」、高級車に装備されることの多い「マルチビジョン」や「デジタルメーター」、純正装着の「ナビゲーション」などにもリビルト品があります。

「新品交換はちょっと高いから、ガマンしよう・・・」という場合も、リビルト品なら予算が追いつくかもしれません。コンピュータやメーターはガマンするわけにもいきませんよね!
そんなときはぜひお近くの加盟店にご相談ください。大切なお車を愛情込めて長く乗るために、お手伝いさせていただきます。
posted by car-denso.net at 01:17| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | プロからのアドバイス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月22日

女性のための電装講座/エンジンがかからない?

HTML版デンソーネットニュースからの引っ越し・その1〜♪

■■■ 女性のための電装講座/Lady's net
■■■ http://car-denso.net/mainpage/ladys/ladys2.html
■■■ エンジンがかからない?

急にエンジンがかからなくなっちゃって・・・

最初にエンジンをスタートさせるのは電気の力です。関係する主なパーツは以下の通りで、どれか1つに不具合があってもエンジン始動ができなくなります。

バッテリー:車の電源です。大きな電池と考えればわかりやすい?
スタータ:エンジンを始動させる、モーターです。バッテリーの電気で作動します。
プラグ:エンジン内で燃料に着火させるための火花(スパーク)を飛ばします。

この他にオルタネータというパーツがあり、エンジン始動には必要ありませんが、要するに発電器です。全ての電気をバッテリーから供給するとあっという間に空になってしまいますから、走行中に必要な電気はオルタネータがまかないます。
同時にバッテリーの充電もしますので、このパーツが故障するとバッテリーあがりを引き起こします。

で、実際エンジンがかからなくなったらどうすればいいの?

どこが悪いか見極めるのはなかなかむずかしいのですが、次のことを確かめてみてください。

・なんとなく弱々しい音で回りかけているような気はする
→バッテリーが弱っています。
・「カチッ」という音がしてあとはウンともスンともいわない
→1)バッテリーが空、2)スタータの故障のどちらかです。ホーンを鳴らしたりヘッドライトを点けてみて異常がなければスタータの可能性が高いです。
・スタータは勢いよく回るがエンジンがかからない
→プラグの異常が考えられます。

悪いパーツを交換ないし修理しますが、あわててバッテリーを換えても本当に悪いのはオルタネータかも知れず、まずは原因の究明が大切です。ご自分でできないことも多いと思いますので、お買い求めのディーラなどに連絡してください。お近くでしたらカーデンソーネット加盟店でも承ります。

関連:
バッテリーがあがったら
オルタネータの故障
ブースターケーブルのつなぎ方(共立電機)
バッテリーの交換(八千代電気)
スタータのリビルト(共立電機)
posted by car-denso.net at 20:06| 🌁| Comment(4) | TrackBack(0) | 女性のための電装講座 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

涼風シート旧モデル販売終了

涼風シート

ご好評頂いております夏の必需品(笑)、涼風シートですが、2003年モデルが完売となり、販売終了となりました。今後の対応モデルは「グレー/レザー」と「グレーチェック/布」の2タイプ(いずれも12V用)のみとなりますので、ご案内です。

それから、前回お知らせした助手席では線がじゃまぃ!・・・というのも改良されてます。裏側に固定用のフックがありますので、左右どちらでもOKです♪
容量的にはそれほど大きなものではないので、シガーライターの電源を2つに分ければ運転席/助手席での同時使用も問題ないようです。(ただし、他の機器との総合的な容量にはご注意ください。)

【denso net shopping】涼風シート
http://car-denso.net/shopping/ryofu.html

【重要】シートにベルトで固定する構造になっているため、サイドエアバッグがシートから出るタイプの車両には絶対に取り付けしないでください。
posted by car-denso.net at 17:18| 🌁| Comment(0) | TrackBack(1) | ├商品紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。